2015年2月21日土曜日

セルフィッシュサマー ホントの自分に向き合う旅

みなさんこんにちは。
今日は久しぶりに映画を見ましたので紹介します。
セルフィッシュサマー(直訳すると自己中な夏?)

セルフィッシュサマー


こんなセリフが聞こえてきました。
little man squeeze?
そんなに息子を突っ込まないと 気が済まないのか?(意訳)

アルヴィンが発した一言です。

Little manだとあまりイヤらしく聞こえないですね。

この物語はどんな物語かというと、道路に線を引く仕事をしている男二人の日常というか、数日間を描いたロードムービーです。

若い方はランス、少し中年の男はアルヴィン。

ラスト4分くらいまでに登場する主要キャストは覚えているだけで4人。
ランス、アルヴィン、トラックのおじさん、山火事で家をなくしたおばさん。
おばさんの設定には度肝を抜かれました。

アルヴィンがおばさんと話をするシーンで、アルヴィンの口が動いていないにもかかわらず、コミュニケーションが取れていて、アレッ?と思ったのですが、これもおばさんの設定となにか関係があるのでしょうか。

Little Miss Sunshineでは黄色いバンがお馴染みでしたが、この映画では赤い作業車が印象的でした。

また、道路の両脇に茂る林並木や川や泥沼など、自然の豊かさにも目を奪われました。

アルヴィンとランス役の俳優二人はとても人柄が良さげな感じ。
アメリカンロックバンドWeezerのメンバーにいそうなアルヴィン。
少しレオナルド・ディカプリオに似ているランス。

少し心温まる?ロードムービーです。


2014年6月14日土曜日

the Place beyond the Pines (宿命)

みなさんこんにちは。
久ぶりに、映画鑑賞をしました。
今日見たのは"the Place Beyond the Pines"という映画です。
ジャンルはヒューマンドラマ系になるでしょう。

なんというか、僕が好きな渋い感じでした。

バイクと一枚の写真が物語を繋いでいき、かつ帯を締めていたように思います。
ライアン・コズリング演じるルークは、中盤以降出てこなくなるのですが、終始彼の存在が色濃く物語に残っています。

ベン・メンデルソーンが演じた修理工の伯父さんも、リアルにいそうな感じで引き込まれました。
ブラッドレイ・クーパーの同僚役で出演していたレイ・リオッタの威圧感というか、警察内部に蔓延る汚職をありありと感じさせる演技は圧巻でした...。

それから、僕的に注目したのは、デイン・デハーンというアメリカの俳優です。
いかにも自然体で、目にクールな雰囲気を漂わせながら脱力した感じの演技をしていました。

彼が自転車でストリートを駆け抜けたり、最後にホンダ製バイクで一本道を去っていく姿は父にたいする思いがあるからなのでしょう。
綺麗な風景のシーンも時々あり、言葉足らずですが、とても良い作品だと思いました。

題名である"Place beyond the pines"の意味は、松林の向こう側、を意味するらしいです。
抽象的でいろいろ考えを巡らせてしまう題名ですなあ。
公式サイトの予告編を見るだけで引き込まれてしまいました。
http://www.finefilms.co.jp/pines/

2014年4月29日火曜日

そして父になる

みなさんこんにちは。
今回は、僕の家族がDVDをレンタルしてきたので、それについて感想を書きたいと思います。

今回見たDVDは、「そして父になる」です。
福山雅治が主演です。

この作品を一言で言い表すとすれば、福山雅治の父親としての成長ぶりを表している作品だと感じました。

6年間一緒に過ごした子供が突然、本当は血の繋がりが無いと判明してしまいます。
その事実を知った福山の発する第一声はやはり、父親としての未熟さを伝える役割を担っているように思います。

子供を取り違えられた家族のもう片方には、リリーフランキーと真木よう子夫婦の家族がいました。
リリーさんは、福山雅治の演じる父親とはなかなかタイプの異なる父親像です。
家族のあり方としては、リリー一家のほうが望ましいのかもしれないと、この作品を観て想いました。
あくまで、作品に描かれている時点で、ということではありますが。
家族を養うのに、やはり"お金"はあってはならないものであり、あればあるほど選択肢が広がります。
お金は福山一家ほどないけれど、家族と過ごす時間を大切にしているリリー一家。
家族に関して、"時は金なり"は家族のあり方をイコールで結ぶことはできるのでしょうか。

また、この作品は日本社会を如実に表現していると感じます。
私の父は、ある時から仕事から帰ってくると寝てばかりいました。
子供と過ごす時間は、おそらく父親のほうが少ないのではないでしょうか。
家族と過ごす時間の多寡は、長い目で見て家族の将来にどのような結果を生むようになるのでしょうか。

欲をいえば、もう少しだけ泣き所が欲しかったかな、という気がしました。

あとは、ピアノのサウンドトラックが作品に染み入っており、よかったです。
そんなことを考えた作品「そして父になる」でした。

2014年2月25日火曜日

鍵泥棒のメソッド

こんにちは。
今回は鍵泥棒のメソッドを観ました。





監督:内田けんじ

堺雅人は僕的にイケメンなのか、どうなのかよくわかりません。
味わいのある顔です。
舞台で見たらきっと引き込まれそうです。

iPod classicは音質面であまり満足できません。
だって、音割れするんです。
iPhoneの方が音質いいと思います。

香川照之が乗っている車内のBGMから、ベートーベン弦楽四重奏曲第14番の第一楽章が流れます。
弦楽四重奏、とても良いです。
実は何曲かカルテットの舞台に出させて頂いたことがあるのですが、非常に心地良く活きている実感を得る事ができます。
音楽には魔物が潜んでいます。


香川照之が主役?
堺雅人が主役?
設定上は堺雅人が主人公だと思うのですが、香川照之のほうが主人公っぽいというか、尺が長く頭がキレるので、主人公らしく思いました。

広末涼子は美人で目力凄くて迫力がありました。
とってもとってもx3大好きよ♩と歌っていたころが懐かしいです。


社長の愛人が一番悪どい。

近藤さん(香川照之)が乗っている車のメーカーなんだっけ。

レンタルBlu-rayをゲオに返した当日、日曜洋画劇場で放送していた(-。-;。
なんという偶然。
確率的にどれくらいなのだろう。

堺雅人さんのテレビドラマに半沢直樹という作品がありますが、僕はまったく見ていなかったので、今度レンタルで見つけたら借りてみようかと思います。

2014年2月24日月曜日

Angel-A (邦題:アンジェラ)

こんにちは。
今回は週末に観た『アンジェラ』という映画に出てくる台詞をちょこっと書いておこうと思います。


この映画を観るのはこれで2回目です。

2005年の映画なのになぜか白黒です。
そこに込められた思いは何なのか。


監督はリュック・ベッソン。
『レオン』も彼の映画らしいです。
アンドレ役はジャメル・ドゥブーズ。
アンジェラ役はリー・ラスムッセン。

リー・ラスムッセンは金髪の似合う(映像では白ですが)かなりの美人でした。


印象的だった台詞を主観を交えながら紹介します。


アンジェラ:
「タバコ買ってくる?」×2
アンジェラはかなりのヘビースモーカーです。
「私は不死身だからいいの」と言って吸いまくってます。
彼女は天使なので短くなった吸い殻も元通りにすることができます。

アンジェラ:
「嘘をつかないことは大事なこと」
アンドレは自分を嘘の鎧で固めています。その事にたいしての発言だと思います。

アンドレ:
「真実を言うとこうなる」
正直にものを言ってボコボコにされてしまうアンドレが放つ台詞。

アンジェラ:
「愛されたことがないと自分を愛せない。愛してるわ、アンドレ。これであなたは愛を受け取った。今度はあなたの番よ。」
この場面はとても感動的です。
グッドウィルハンティングのウィルがショーンに「お前は悪くない」と言われて号泣するシーンとなぜか被りました。


アンドレ:
「ブルータス、7番に全部!」
結局、7番は最下位に終わり、アンドレの賭けは失敗してしまうのですが。


自分を大切にすることで他人も愛することができるということを説いているんだと感じました。
アンジェラの衣装はとても似合ってました。
タバコも。

アンジェラがアンドレにたいして、女性的という表現を使うのですが、確かにアンドレは女性的です。
アンジェラはぶっ飛んでいてどっちかというとアンドレよりも男性的な印象を受けます。


2014年2月7日金曜日

進撃の巨人1(ちょっとネタバレあり)

進撃の巨人1
01 二千年後の君へ
02 その日





今週1週間で、お互い全く関係のない僕の知人から「これは面白いから」と言われ、ついつい借りてみました。

今話題の進撃の巨人。

数年前、友達が面白いと言っていて、その友達に先取の精神を今になって感じました。

巨人が怖すぎます。
あの薄気味悪い微笑みや、知的レベルの低さなどに気持ち悪さを感じます。


聞くところによると、今まで平和だった壁の中での生活が、巨人によってめちゃくちゃにされるというお話。
みてみましたら、50メートルもの高さの壁を、一匹のゴツい巨人が不適な笑みを浮かべてよじ上ってくるではありませんか。

しかもその巨人、衣服は来ておらず、筋肉の繊維がむき出しの状態なのです。
とても気持ちワルいです。

1話目からかなり残酷である。

お母さんが喰われたシーンは衝撃的である。

エレンは巨人に勝つことができるのか?
1番目のDVDを見た感じでは、復習の物語といった感じ。

世界観は少し暗めで、鋼の錬金術師のような薄暗さがあります。
人間の恐怖心に満ちた顔の表現力がとても巧みだと思いました。

唯一救われるのは、巨人が真っ裸であるということじゃないかと思う。

巨人の中にもヤバイ奴がいる。
普通の巨人よりも更に巨人がいる。

アルミンはとても男らしい。
3人の中で一番男らしい。

ひとつのレンタルDVDの中に2話づつ収録されています。

なんだか、今までに無かったアニメだと思いました。
究極の目的は巨人を駆逐すること、でしょうか。

試しに一つだけと思ったのですが、既に続きが見たい衝動に駆られております。
7の付く日は、ゲオでレンタル半額セールしているのです。
今日中にもう一つ借りてこようかな。

2014年1月6日月曜日

ゴールデンスランバー

こんにちは。

僕は邦画は見ない派だったのですが、最近、堺雅人の出演作が妙に見たい気持ちが抑えきれず、レンタルしに行きました。

監督:中村義洋
出演:堺雅人、竹内結子、濱田岳、など



それで今回見たのが「ゴールデンスランバー」という邦画です。

手前味噌ですがとても面白かったです。


◼︎人を信じること

「だと思った」
にやられちゃいました。
人数が少なくてもいいから、心から信じてくれる人が少しでもいいから世の中にいれば、人は生きられる、そんなテーマを感じました。

誰かの言葉に、「誰か一人でも、自分を信じている人がいれば救われる」という言葉があったように思います。

そんな信頼を軸にしたストーリー展開に涙。
泣き所が多く、数回涙してしまいました。

邦画って、洋画とは違う「見やすさ」といいますか、「心地よさ」がありますね。

半沢直樹で共演していた香川照之も出演しており、これが初対決なのかな?と思いました。

ゴールデンスランバーは原作があり、伊坂幸太郎の作品です。
伊坂さんの作品は何冊か読んだことがありますが、そのなかで映画は今回観たゴールデンスランバーと、鴨とアヒルのコインロッカーを数年前に観たことがあります。


◼︎今回はビートルズ

今回は、と付けたのは、前回観た鴨とアヒルのコインロッカーがボブディランだったからです。
小説、鴨とアヒルのコインロッカーを通して、僕はボブディランが好きになりました。
「風に吹かれて」なんて名曲を僕は小説を読むまで知らなかったのです。

ビートルズは中学生の頃から聴いていますが、「ゴールデンスランバー」という曲があることは知りませんでした。

このような選曲は伊坂さんのこだわりなのでしょうか。


◼︎邦画にたいする食わず嫌い

僕は大学で英語を学んでいたこともあり、邦画を避けてきた節がありました。
しかしこれをキッカケに邦画を観る機会が多くなる気がします。